2020年夏アニメとして放送されいている「魔王学院の不適合者」。2000年後に転生した魔王「アノス・ヴォルディゴード」が、人間と魔族の平等で平和な世界を作るために活躍する物語です。
アニメ専門動画配信サービスのdアニメストアが実施した2020年夏アニメ人気投票では、見事第6位を獲得。今夏のアニメはリゼロや俺ガイルなど、人気タイトルの続編が多数あるなかでの6位は快挙です。
人気指標として挙げられるのがTwitterのフォロワー数です。現在(2020/08/19時点)では約55,000人、夏アニメの中でもTOP5に入るフォロワー数を獲得しています。
人気の理由は、主人公の鈴木達央さんがイケボすぎる、主人公の圧倒的なまでの存在感・無双さがなど挙げられています。今回は、イケメン大魔王・アノス様のアニメの名シーンをピックアップ!あわせて、ランキング形式でアノス様の名言を紹介します。
魔王学院の不適合者とは
原作は秋(しゅう)氏によるライトノベルです。2017年4月からWEB小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、2018年3月から電撃文庫より書籍化されました。
また、「マンガUP」にて2018年7月からコミカライズ化されています。短期間でラノベ化・コミック化・アニメ化されたコンテンツです。
【魔王学院の不適合者】アノス様の名シーン・名言ランキングTOP10
今回紹介するのはアニメ版になります。
第1位「ああ、簡単だ。ぶち壊せばいい」
アニメ第2話にて、ヒロインのサーシャ・ネクロンから問われた「運命は変えられるの?」の返答。絶対的な強さで運命さえにも干渉できそうなアノス様だからこそのお言葉。
「変えられる」などよくある返答ではなく、「ぶち壊せばいい」という魔王らしさの全開の表現はアノスらしさが非常にあります。こんなことを言われるサーシャさんは、胸キュン不可避だろう。
第2位「俺には知らぬことが2つある。後悔と不可能だ。」
圧倒的な力を持ってしても手に入れることができない。このセリフは非常によく考えられています。全知全能だろうが、後悔することはできないしょう。なぜなら、後悔を書き換えることができるから。不可能は可能にすることができるから。
「確かに」と思わせてくれる、作者のセンスが光る名言です。神回といわれている第4話のセリフですので、ぜひ鈴木達央さんのイケボを堪能してください。
第3位「時間を止めたくらいで、俺の歩みを止められるとでも思ったか」
第4話の時間を操る敵に対してのお言葉。普通のアニメであれば時を操る敵は、主人公サイドにとって窮地です。ジョジョの第3部然り、炎炎消防隊のショウ然り。
でも、アノス様はまるで早朝の散歩を楽しむかのように動くことができます。苦戦の苦もありません。絶対的な王がより輝くワンシーンです。逆に、どんなことをしたら歩みを止められるのか知りたくなってしまいますね。
第4位「二度と忘れぬよう恐怖と共に頭蓋に刻め」
時を操る力を手に入れたアイヴィス・ネクロンを倒す際に言い放たれる名言。
シンプルにカッコいい!「恐怖」という言葉をさり気なく入っているのが、アノスが魔王であることを証明していますよね。非常に痺れるシーンでもありますので、ぜひ頭蓋に刻んでください!
第5位「2人ともうちにくるといい。母さんが、ごちそうを用意して待っているはずだ」
魔王学院の不適合者は、家族をテーマにしている部分があります。魔王・アノスは、善良な市民のイザベラとグスタの間に生まれた子どもです。両親はアノスに対して最大限の愛を持って接し、アノスも両親の愛を受け止めています。
魔王にも関わらず親を大切にするギャップに萌えます。そういった設定があるからこそ、サーシャとミーシャを家に招くこの名言は素晴らしいです。第4話の最後のセリフになりますので、ぜひご覧になってみてください。
第6位「頭を使え。壊そうと考えると行き詰まる。魔法が効かぬなら...魔法以外で開ければいい」
第3話でサーシャとミーシャとともに学園試験中のセリフです。まるで2人の成長を促すような発言、視聴者側には「時には固定概念を捨てることの大切さ」を教えてくれるようなセリフです。
アイデイアを出さなければいけないときに思い出したい名言。ただ、このセリフ後の展開は脳筋理論なのでそこは注意が必要です。
第7位「魔法人形に命も魂もないと考えるのは、魔法概念の理解が浅すぎる。もっと目を凝らして深淵を見ることだな」
第2話にて、サーシャが双子の妹であるミーシャを「人形」と比喩したときのアノス様の反論です。「お前はバカか?ちゃんと見てる?」という煽りを魔王風に書き換えたらこのようになるのでしょう。
この名言で得られる教訓は、浅はかな知識で他人をバカにするなということだと思います。意見を言うならば言う側も深い知識が必要ではないでしょうか。
第8位「大した女優だな、サーシャ。だが、裏切るにしてはどうも手ぬるい」
非常に長いセリフなので前半部分のみを見出しにしましたが、この後のセリフが魔王らしいセリフが続きます。
大した女優だな、サーシャ。だが、裏切るにしてはどうも手ぬるい。やるならミーシャを殺し、細切れにして、ひとつずつ岩の中に封印。それを世界中にばらまいて、まあようやく序の口だ
非情かつ残酷で冷酷な発言。人間では考えられない鬼畜っぷりをサラッと言い放つアノス様に「そこに痺れる!憧れるぅぅぅ!」
第9位「最後の瞬間まで明日があると思って生きよ」
アノス様がミーシャに対して希望を持たせる名言。
ミーシャは15歳の誕生日までしか生きられず、第4話が丁度その誕生日。何もしなけれな消失してしまうのですが、しっかりとアノス様がカバーしてくれます。ミーシャの消失を止める前の決めゼリフですので非情に痺れます。
第10位「俺の今の望みは、母さんと父さんの喜ぶ顔を見ることだからな」
第6話のセリフ。アノス様は学園イベント「魔剣大会」の参加が決定していましたが、配下・仲間から「敵が何かを仕掛けてくるのではないか」という情報があり参加を見送る方針でした。
しかし、アノスの母親が応援に駆けつけ、父親は魔剣を作り渡す。両親のフォローを得たアノスは、魔剣大会に出場することになり闘技場へ向かう時にこの名言を発言しました。アノスにとって両親は、もっとも大切なことだと思わせてくれる名シーンです。
まとめ
アニメ「魔王学院の不適合者」の名言をランキング形式でご紹介しました。
魔王学院の不適合者は、爽快感がある圧倒的で強大な強さ、サーシャとミーシャは抜群にかわいい(筆者のお気に入りはミサだが)、作画も美麗。ファンタジーやバトル物が好きな方はハマると思います。ぜひご覧になってみてください。